■ダメ出しより「いいね!」 「ほめ達」検定受けてみた(日経電子版 1/13)


http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819FE1E3E3E2E2E38DE3E3E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

※リンク切れはご容赦願います。



コンピュータ(Computer)を傍らに育ち、知人とのつながり(Connected)を重視する世代を「C世代」というそうですが、そのやる気を引き出したい管理職向けのセミナー「ほめる達人検定」というのがあるそうです。



記事で紹介されている調査によれば、「ほめる管理職」の下で働く場合と「ダメ出しをする管理職」の下で働く場合とでは、特に35歳以下の若手社員において、企画の提案の積極性などに差がみられるとのこと。



記事には、3級の検定試験(例)が紹介されていて「ほめる言葉を書き出す」「短所を長所に言い換える」「周りの人の素晴らしい点を探す」といった設問が並んでいます。やってみると結構難しいです。



さて、「ダメ出し」「叱る」といった行為は、もちろん当人は「相手のため」と思っているわけですが、実は突き詰めると「自分の満足のため」という捉え方もできます。もちろんそうした言葉に奮起する人もいますが、それは「相手の素養」の問題であって、自分の「ダメ出しの仕方がうまかった」からではありませんよね。



一方「ほめる」というのは、「相手の満足のため」に自分自身が努力することが(多くの場合)強いられます。相手のそういった点を見つけ出す観察力、上手に伝える伝達力があって、初めて相手に満足をしてもらい、行動を変えてもらうことができます。



さて、みなさんは「ほめる達人」になれるでしょうか。

もちろん大切なのは、「周りの人に」ほめる達人になってもらう事ではなく、「自分自身が」ほめる達人になることですよね。