■平岡法相、品川美容外科から献金?3年間


■平岡法相、品川美容外科から献金…3年間

■「解散より議論」と主張する石破政調会長

財務相「小宮山先生はたばこ嫌いなんですよね」



(YOMIURI ONLINE 9/6-7)



http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110906-OYT1T00496.htm

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110906-OYT1T00236.htm

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110907-OYT1T00033.htm

※リンク切れはご容赦願います。



新しい政権が誕生したという事で、ご祝儀という訳ではありませんが、三連発で・・・。



最初に気になったのは、政権交代というか、閣僚人事のたびに噴出する献金問題。少し前には民主党代表選で外国人の献金が問題になっていました。



ところで、政治献金というのはもともと献金した相手に対する見返りは「ない」のが前提ですよね。仮にタテマエであったにしても。



であれば、「誰からの献金か」というのは本来問題ではないはずです。というか、それを問題にして返金するという事は、暗に「私は(他の)献金してくださった方に何らかの見返りを提供します」と言っているに等しくはないでしょうか。



「自分は献金した相手に見返りを提供する気は一切ない。だからこの献金が誰のものであるかなんてまったく気にしない。」



そんな事を言う政治家はいないものか・・・などと思った次第です。





次に気になったのは、解散の話。これは記事の中にある自民党幹部(名前は不明)の発言が気になりました。



別の党幹部も「野党が解散を求めないでどうするのか」と不快感を示した。



いやいやそもそも「議員が解散を求めてどうするのか」という気がするのですが、どうなんでしょう。



同一選挙区からの二期連続の出馬は認めない。その選挙区での応援も認めない。そもそも二期連続の議員を認めない・・・そんなルールがあっても、「信を問うべきだ」と解散を求める議員がいれば「なるほど〜」と感心してしまいますが。



いずれにせよ、本来解散や選挙を求めるのは選ぶ我々国民の側であって、選ばれる彼ら政治家の側ではありません。ましてや「野党」という立場なんかではありません。



少なくとも、こんな輩に投票するのはやめておこう・・・などと思った次第です。





三つ目はたばこ税の増税・・・ではなく、これに絡んで起こった「閣内不一致」と論評される状態について。



この程度の意見も一致するような閣僚集団って、逆に怖くないですか?



もちろん大きな意味での方向性のようなものは一致しているに越したことはありませんが、実際にはそれだって色々な意見があってよいはずです。



大切なのは、意見が違わないことではなく、意見が違っても最終的には協力しあう事です。それが協調するという事。意見が同じであるのを求めるのは同調です。



国会にせよ、内閣にせよ、国の行く末を決める重要な機関が、協調ではなく同調を求める集団であるべきというのは、恐ろしすぎます。



意見は違っていて良いのです。違う意見同士を戦わせて、その中から最終的に一つの方向性を見出すのが、政治の役割でしょう。



そういうのがあっても表に出すべきではない・・・というのであれば、それこそが密室政治を生みます。むしろこうしてオープンな形で打ち合う方が、国民にとってもその政治家の姿勢がよく分かる訳です。



そういう訳で、どんどんやりあえ、でもやりあうだけで終わるな・・・などと思った次第でした。



メディアにも、尻すぼみにならないように追跡してほしいものです。