消費税、17%に引き上げを?経済同友会提言(YOMIURI ONLINE 1/11)

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110111-OYT1T01036.htm
※リンク切れはご容赦願います。

経済同友会が政策提言で消費税の増税に触れた・・・という話。菅首相内閣改造は与謝野氏の起用で消費税増税シフトかとも噂されていますが、いよいよ消費税が増税されるのでしょうか。

実は気になったのはこの部分。

「17%の内訳は、10%分を年金財源とし、5%分を地方自治体、2%分を国の財源に充てる。」

破綻寸前の年金財政、元々消費税は福祉目的税といった議論もありますが、そこで考えてしまったのが、ちょうど年明けにこんな話を目にしていたから。

年金受給者の消費税率はマイナスだった件−404 Blog Not Found
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51573824.html

・・・知ってましたか?

消費税が、
高所得者ほど低実効税率
・高資産者ほど低実効税率
・福祉財源化により高齢者ほど低実効税率(むしろマイナス)
・物価スライドにより年金受給者ほど低実効税率(むしろマイナス)
という何重にも逆進性の高い税金だったなんて。

恥ずかしながら消費税の逆進性といえば最初の一つのことしか知りませんでしたし、考えたこともありませんでした。
(というか「低所得な年金受給者からも徴収するひどい税金」と思っていました・・・実際は違ったということですが。)

こんな話を知ってしまうと、経済同友会の政策提言も、結局「自分たちの近未来のためか・・・」などと思えてしまうのはさもしい考え方なんでしょうかね・・・。