不要欄付き子ども手当て申請書、仙台市作り直し
(YOMIURI ONLINE 5/10)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100510-OYT1T00938.htm
※リンク切れはご容赦願います。
仙台市で、各世帯に送付した子ども手当ての申請書に不備があったため、作り直すという記事がありました。本来は不要な年金番号を記入する欄があったとのことで、今後送付する約15,000枚を作り直すそうです。
もったいない・・・。
というのが素直な感想です。記事を読むと、問題があったのは、児童手当を受給していなかった約26,000世帯に送る分だそうです。ところが作り直すのは「今後送付分」の15,000枚。つまり、すでに送付した11,000枚についてはそのままということになります。
だったら残りもそのままでよいのではないの?
そんなことを考えてしまいます。このご時世に15,000枚を廃棄し、作り直し。一言「記入は不要です」と添えれば良いことですし、記事では、使われている言葉にも分かりにくさがあったとのことで、「今後は」用語集をつけると発表しています。だったらそこに書いておけばよいのです。
そもそも、仙台市は当初、「発注した印刷を中止して作り直せばコストがかかる」としていたようなのです。せっかく意味のある判断をしていたのに、なぜ覆すことになってしまったのか、とっても気になります。
作成を請け負っている業者が、天下り団体であったり、市長や議員の関係者ではないことを願うばかりです。
しばらくしたら、26,000枚作り直した上で、すでに送っている世帯にも再送付することになるのでは・・・そんなことを考えてしまいました。