2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
そもそも「世界史」を「日本以外の歴史」と定義する必要があるのだろうか。どちらも一応学んだ(必修ではなかったと思うが)身として振り返ると、双方の「歴史」がまるで断絶しているように感じられるのが、一番問題だと思うのだが。 「日本が米国と戦争した…
こうした記事を読むと、地産地消、旬産旬消といった取り組みの推進には、何よりも原油高、という気がしなくもない。こういった状況が進むと、地産地消も旧来の意味で使われるようになるのだろうか・・・と一瞬思ったのだが、それを支えたのがハウス栽培とい…
日本人は利にさといという指摘はなるほどだが、利にさといという生物本来の本能が強いと考えれば、危険に対して過剰に反応するのもよく分かるし、安定志向という傾向も説明できる(本能は変化を嫌う)。要するに「理性」の領域の脳があまり発達していないの…
ふと思ったのだが、「価格を下げる」と「コストを下げる」の違いは、企業の、特に現場の取り組み的にはあるのだろうか。 いやいや、努力の結果が消費者(価格)に反映されるか、従業員(給与)に反映されるかという違いはあるか・・・。
持たざる経営の強みは分かるのだが、CSRのような発想からすれば、サプライチェーンに対してどれだけかかわるかという「距離感」のコントロールが極めて重要になる。関与しなければ「無責任」だし、関与しすぎれば「干渉」になるからだ。その関係の維持も…
法務省幹部による慎重論として「十八歳は肉体的、精神的に成熟していない。引き下げるべきではないとの意見が省内にある」というコメントが紹介されているのだが、そういえば少年の凶悪犯罪がらみで「14歳への引き下げ」が検討された時には「もう大人」みた…
「一本化される」のならまだ良いのだが、「追加される」にならないようにはして欲しい。問題は「関係法令を整備し」「新たに制定する」という文言が関係省庁にどう解釈されるかだろう。報道だけを見ると、「関係法令」が定義されていないようだし、「廃止す…
もちろん、詳細な情報の開示はするにこしたことはないし、そうした情報が(偽装なく)開示できるということは、きちんと管理しているということにもつながる。ただ、原産地情報が安全を担保するのではなく、そうした原産地を表示するための仕組みが安全を担…
別にキャリアに関係なく管理職になっても良いとは思うが、ようは仕事の実態で判断される「管理職」像が日本の場合はっきりしていないということがあるのだろう。組織の中の階段を上れば管理職、という「肩書き」のような位置付けだと、いつまでたっても問題…
組織内部の政治でもめているように見えるのは、報道内容によるものだろうか、実態だろうか。石破氏の言う文民統制の考え方は分からなくもないが、ではその「文民の政治家」に自衛隊出身者が当たってしまう可能性はないのだろうか。そこは「不文律」でそうし…
汚職というのは、グローバルコンパクトにも挙げられている項目で、実は結構罪深い。適用されるのは不正競争防止法ということで、どうしても企業同士の競争における公平性に目がいきやすいが、結局このワイロの使い道によって、現地社会へのどんな悪影響があ…
つまるところ犬よりも生活水準が低い人間がこの世にはたくさんいるというのが、日本という社会の格差の現状なのだろう。正直な話、こういった人たちに「遺伝子組み換え」だの「残留農薬」だの「添加物」だのとは言ってほしくない。
本国では既存店が不振とのことだが・・・新規出店数の計画が、国内を1175店に下方修正、海外は975店で上方修正したそうだが、進出している国にもよるとはいえ、米国という消費市場がいかに巨大かということを改めて感じさせられる。
コラム記事にあるように「国産だから安全」という誤解が生まれないかという危惧がある。もちろん、原産地のような商品にかかわる情報を開示していくこと自体は良いことだと思うのだが、安全をアピールするために「利用」して本当に大丈夫なのだろうか。
労働に見合った対価だったかどうか・・・一方でこの判決は「雇用者」と「被雇用者」の峻別を加速させるようにも思う。昔ながらの共同体意識は、徐々に薄れていくような気がしてならない。
『教育現場や心理カウンセリングの現場では「自分を大切にする人は、他の人も大切にできる」といわれる。本当にそうなのか。」(記事より) そうだと思うぞ。逆に言えば、他の人を大切にできない人は、一見自分だけを癒しているようでも、実は自分を大切にし…
「世界の優良企業の中で、いくつもの社名やブランドを抱える会社は珍しい」のだそうだ。そうかなぁ・・・。
全日本トラック協会から、大型車は8割値上げになるとの抗議があったとのことだが・・・トレードオフというか、首都高を上げて代わりに圏央道などの環状線を安くしてもらうようなことはできないのだろうか。もともとそういった意図で作られているわけだし。
「ジクロルボズ」が国外で付着した可能性が高いことを示す“証拠”といえそうだ。」とあるのだが、国内で「農薬」に使用していないというのと「ベンゼン」が国内使用されていないというのは一緒ではないだろう。工業製品向けに使われているようなので、国内で…
紙の次はインク・・・一体あのマークはなんだったのか。そもそもそんな状況でこだわっていくことにどれだけ意味があるのだろうか。
国産へのこだわりというのはよくわかるのだが、産地が安全を担保するというのは、感覚としてどうなのだろうか。それはそれでちょっと怖い気がする。
先日も書いたが、日本ではこうした「抗議活動」って目立たない気がする。なんでもメディアを通して接するからだろうか。
マスコミもね・・・そもそも、ワイドショー型にしてしまった責任の半分はメディアにあると思うのだが。公約転換への批判があったが、この程度の公約に対し、メディアや対立候補から指摘がなかったのがまた不思議だ。別に橋下氏の味方をするつもりはないのだ…
例えば、「他のメーカー」で同じ流通ルートをたどったような商品ではどうなのだろうか。そうなるといよいよ事件は迷宮へと入ってしまうような気もするが・・・。
擁護する声もあるそうで・・・まぁ擁護するほど信じている人がいるから番組として成り立つのであろうが。
既存の株主は、スティール以上の企業価値向上策や経営陣に対する提案をしている、ということなんだろうか・・・?
「投資者に便宜を図り、マカオを発展させるのは社会の共通認識だ」と言い切ったそうだが・・・それはその通りなのだが、問題なのは投資先が「あなた」であることであって、もちろん投資先が「社会」であればなんの問題もないのだ。
欧米の製薬会社が持つ特許を「国を挙げて」破り、自国で生産することで医療コストを下げる・・・大胆といえば大胆な政策で、あつれきも多いようだが、これは一方で「知的財産」の考え方が社会に与えるマイナスのインパクトの裏返しとも言える。 こういった点…
いよいよ事故ではなく事件の様相を帯びてきたが、こうなると検出された数よりも率や状況が問題になってくるような気がする。
安全確保のための費用は「コスト」ではなく「投資」ととらえるような方向はないものか。安全が「当たり前」と思うから、その確保は「コスト」になるのだが、安全が「価値」であれば、その確保は投資になる。 ただ、安全を価値とするには「安全でない」ものが…