■奈良線 六地蔵駅の営業開始が遅延した事象について(西日本旅客鉄道株式会社 10/29)


http://www.westjr.co.jp/press/article/2012/10/page_2761.html

※リンク切れはご容赦願います。



JR西日本のプレスリリースなのですが、ようは駅員が二度寝をしたために営業開始が遅れてしまいましたという内容のお詫びです。何というか、二度寝という表現が微笑ましく、申し訳ないのですがちょっと笑ってしまいました。



もちろん実際にこのトラブルに遭遇した人は笑ってはいられないでしょう。怒って良いトラブルにですし、この説明に対する不服を申し立てても良いはずです。当事者にはそうした権利があります。



ですが、自分のような第三者にはこの説明をとやかく批判する権利はないような気がします。

最悪なのは「リリースでこんな話を目にしたがけしからん」とか直接クレームをいれたりする行為でしょうか。そんな事が起こるようなら、次からリリースはやめておこうとなってしまうのは目に見えています。



起こした問題に対する批判はもちろん大切です。ですが、それは基本的に実際にトラブルにあった人に任せるべき。その情報を知っただけの第三者は、少なくとも黙って見守るか、むしろ開示された事を積極的に評価するぐらいの姿勢でいた方が良い気がします。



直接関係ない第三者からの批判ほど、情報開示の意欲を萎えさせるものはないのです。